引越しのダンボールは見積もり時にもらえる?梱包の方法についても解説
引越しを行う際、単身・家族に関係なく必須アイテムとなってくるのがダンボールです。
シーズン物の家電などでは購入時の段ボールを保管している場合もありますが、その量は少ないでしょう。
小物や食器類を運ぶためにも一定数の段ボールが必要になってきますので、自分で調達しなければいけない場合も出てきてしまいます。
そもそもダンボールはどれくらい必要なのでしょうか。
調達するにしてもお金はかけたくないため、無料で用意できる方法は押さえておきたいポイントです。
ここでは、ダンボールを無料で調達する方法と素早く丁寧に行うことができる梱包術をご紹介いたします。コツさえつかめば誰でも簡単にできてしまいますので、これを機に、ぜひマスターしてみてください。
引越しのダンボールは業者に無料でもらえる!
よく知られているダンボールの入手方法としては、スーパーやホームセンターなどにお客さんの買ったものを入れるものとして用意されているダンボールではないでしょうか。
買い物をすれば商品を持ち帰る用に使えるわけですが、断りを入れれば持ち帰ることを許可してくれるお店も多いですいよね。
販売されているダンボールを購入するとなると結構高価だったりするので、様々なサイズが置いてあるお店は大変重宝します。
ただ近所にそういったお店がなかったり、大量に持ち運ぶ手段がない場合などは利用できませんよね。
そんな時、実は引越し業者によっては無料でダンボールなどの資材を提供してくれるところもありますので、注意点もあわせて詳しく見ていきましょう。
見積もり後にダンボールを無料提供してくれる引越し業者もある
すべての引越し業者ではありませんが、特に大手と呼ばれるところでは高確率でダンボールを無料提供するサービスを行っています。
そして無料サービスでもらえるダンボールの個数に関してもさまざまです。
「引越し業者」「部屋の間取り」「依頼するプラン」など条件によっても異なりますが、最大で50枚程のダンボールを提供してくれる場合もあるようです。
ダンボールがもらえるタイミングは見積もりを行って、引越しの作業を正式に契約してからです。
電話やネット見積もりでもダンボールがもらえることはありますが、その際は自宅に郵送、もしくは見積もり担当者が自宅まで届けてくれることが多いです。
ダンボール受取後にキャンセルした場合は?
引越し業者との間でトラブルに陥りやすいのが、ダンボールを受け取った後にキャンセルをしてしまったときです。基本的にダンボールは契約が交わされた後で受け取ることが可能です。
そのため、わざわざ引越し業者が引き取りに来ることはありえません。
また、そのダンボールを使っていた場合は買い取ることになるため、注意が必要です。
また、契約を交わしていない状態ながら無料でダンボールを置いて行ってくれる引越し業者もありますが、後で料金を請求されることも少なくありません。
契約を交わしていない引越し業者から何かを受け取ることは基本的に避けた方がいいでしょう。
荷造り中に不足したら中古ダンボールを提供してくれるかも!?
「荷造りの途中で、ダンボールが不足してしまった」というケースは、家族引越しならありえそうな話です。通常であれば不足した分に関しては、自分で用意する必要があります。
まれに引越し業者側へと連絡をすれば追加の使用済みダンボールを無料で提供してくれることもあります。
また、引越し当日で梱包が不十分とみなされた場合も同じことがいえます。
引越し業者側も自分たちの責任で荷物に傷がついたといわれたくないのが本音です。
そんなトラブルを未然に防ぐために、引越しのトラックには多くの中古ダンボールが積載されています。
ただし、対応してくれない引越し業者も存在するので、あらかじめしっかり用意しておいた方がいいでしょう。
ダンボールをくれるお店もある
引越し業者の中にはダンボールを無料で提供しているところもありますが、大手の業者でない場合は無料でないことも多々あります。
そこで、次にダンボールを無料で入手できるかもしれないお店をご紹介します。
スーパーとホームセンターは高確率で入手可能
まずはスーパーです。
商品を入荷して使用済のダンボールなどをただ処分するのではなく、お客さんが商品を運ぶための用途で、店内で無料提供している場合が多いです。
次にピックアップしたいのがホームセンターです。
品数も多く、毎日多くのダンボールが不要になっています。
ホームセンターでダンボールを無料提供しているイメージはあまりないかもしれませんが、店員さんなどにひとこと申し出れば持ってきてくれる確率は高いです。
ドラッグストアや家電量販店などでも入手できる
こちらの2店舗に関してももらえる可能性は高めです。特にドラッグストアはスーパー的な役割も果たしており、回転率も速いです。
中にはペットフードが入っていた少し大きめで頑丈な物も含まれているため、便利な店舗のひとつです。
実際に物を選ぶことはできませんが、大きさなどを伝えておけば持ってきてくれるはずです。
次に家電量販店です。こちらはダンボールの処分が多いかと思いきや、買い物客がそのまま持ち帰ることも珍しくありません。
そのため、もらえるダンボールは限られてきますが、申し出ればもらえるお店も少なくありません。
ただし、メーカーの言い伝えや、会社の方針などでもらえないケースもあるようです。
ダンボールを無料でもらうときの注意点は?
ひと口にダンボールといっても、さまざまな種類があります。
普段生活している中では気付きにくいですが、耐久性が一番の問題となってきます。
特に引越しの場合、多くの荷物を詰め込むため途中で底が破れてしまえば意味がありません。その点に関して、引越し業者が提供しているダンボールは非常に優れています。
そして小さすぎてもダメです。入る物が限られてきますし、引越し業者の作業員にも面倒臭がられます。そして次に気を付けたいのが虫の卵が産み付けられていることです。
特にスーパーの生鮮食品などが入っていたダンボールには多いようです。種類だけではなく、何が入っていたのかもチェックしなければいけません。
引越し前に押さえておきたい梱包テクニック
多くの人は、人生の中でそんなに多くの引越しを経験することはありません。そのため、荷物を梱包することになれていない人が多いのではないでしょうか。
ひたすら荷物を詰めていくだけの単純作業なのですが、意外にも頭を働かせなければいけません。それらをスムーズに行うための梱包テクニックをご紹介します。
ダンボールへの収納方法
突然ですが、引越しの際にダンボールは多く使用した方が良いのでしょうか。答えは「NO」です。なるべく少量で済むよう、工夫して梱包をしていくと荷物が傷つきにくくなります。
当然、詰め込み過ぎると破損の原因になってしまいますが、隙間をできるだけ作らないように工夫することがポイントとなっています。
この際、重心を安定させるためにも重い物は下に軽い物は上に梱包するようにすれば、
中身がつぶれてしまうといったトラブルを防ぐことができます。
中には食器などの割れ物を梱包するケースもあるでしょう。その場合は、新聞紙やタオル、緩衝材で包むことによって衝撃に耐えられます。最悪の場合に備えて準備をしておきましょう。
ダンボールを閉めるときも注意
ダンボールの素材は紙と変わりありません。
どれだけ耐久性が高くても、破れてしまう可能性は消えません。そのため重量はどれだけ重くても15kg程度に抑えることをおすすめします。
そしてダンボールから荷物がはみ出したり、膨らんだりしないように中身の量や大きさにも気を付けて梱包をしましょう。
また、ダンボールを立体の箱へと変形させる際、一般的には先に底面部分だけをガムテープなどで固定しておくことでしょう。
ここで多くの人は閉めたい部分のみにガムテープを張りますが、これでは耐久性に不安が残ってしまいます。
そうならないためにも、ガムテープは十字型に貼ることを意識して破れないように工夫することをおすすめします。
プラスαで行っておきたいこと
荷物をダンボールの中に梱包をして、ガムテープも貼りました。荷物量が少ない人であれば、ここまで行えば十分ですが、問題は家族引越しなどで荷物量が多い人です。
せっかく梱包が終わっても、どこに何を入れたのか分からなくなってしまう可能性がでてきます。また、引越し先でもなるべく早く使いたい物があるのではないでしょうか。
それが一目で分かるように段ボールの側面に何が入っているのかをマジックで記載しておきましょう。他にもどこの部屋に置いたら良いのか引越し業者の作業員が迷わないように指示を書いておくとより分かりやすいです。
中には割れ物が入っているダンボールも含まれているでしょう。何が入っているのかが分かれば、作業員も扱いやすくなります。
まとめ
今回は、引越し時に必要なダンボールと梱包方法についてご紹介しました。ダンボールは多くの引越し業者で無料提供を行っていますが、有料販売している場合もあります。
その場合、スーパーやホームセンターなどに行けばダンボールを無料で手に入れることも可能です。荷物の梱包に関して時間をかけたくない人は、引越し業者が行っている梱包サービスを申し込んでみても良いかもしれません。
自分の引越しにマッチングしたダンボールの調達と、丁寧な梱包でスムーズな引越しを目指しましょう。
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